【唐津市】帰省できなかった唐津人へ!無事にお盆を終えた唐津の風景をお届けします。
2021年8月11日から降り続いた大雨。唐津市内はそれほど大きな被害がなく済みましたが、同じ佐賀県内の武雄市や嬉野市では冠水・浸水や土砂崩れなど大変な被害を受けている地域もあります。2021年のお盆は豪雨と新型コロナウイルスの流行があり、帰省できなかった方も多いのではないでしょうか?
唐津では8月15日、お盆の最後の日には近くの海や川などにお供物を乗せた精霊船を持っていき、ご先祖様を偲ぶのが一般的です。
地区ごとに指定されたお供物置き場があり、数日前から看板が出されます。
少し時間が早かったのですが、夜から雨の予報になっていたため、お供物はすでに集まっていました。船のような形にしているものや、こもでお供物を包んでいるものなど、形にバリエーションがあります。提灯もなぜかこのピンク色のものばかりの印象です。
家族みんなで精霊船や提灯、供花などを持ち、指定された場所へ向かいます。そして、その場で提灯にろうそくの火を灯し、お線香をあげてご先祖様を偲びます。
外町地区のお供物置き場である松浦河畔遊歩道から見える唐津城です。お盆の風習は地域によって異なるので、精霊船の話をほかの地方の方にすると驚かれることもあります。唐津ならではのお盆なのかもしれません。唐津に帰省できなかった方も、ぜひ来年は帰ってこられますように。少しだけ唐津のお盆の風景をお届けしました。